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惑星と星

太陽系の惑星についての基礎知識

投稿日:2017年5月18日 更新日:

さまよい歩く星の意味=「惑星」

太陽系の惑星は秩序をもって自転し公転していますが、地球上から観察すると複雑な動きを見せます。
そのため、太陽系の星々は、「さまよい歩く星」という意味が込められ、「惑星」と呼ばれています。
例えば太陽に一番近い水星は、88日間で太陽を一周していますが、地球上から観測すると、1年近くかかっているように見えます。その動きも停止したり、逆の方向へ動いたりします。
惑星が黄道上を東から西へ運行することを順行、見かけ上、西から東へ運行することを逆行、一時的に動きが止まったように見えることを留といいます。

本当は美しい太陽系一族の配列

太陽系の星々は、公転方向も軌道もほぼ同一の平面上にあります。一つの巨大な円盤の上に、すべての惑星が乗っているような状態です。
このため、地球から観察すると、太陽系の惑星は全て黄道の中を通るように見えます。
太陽系の星々が整然と並んでいるのは、太陽系ができた過程が影響していると考えられています。
初めに宇宙空間に存在していたガスが、引き合って密集して行き、成長して太陽になりました。太陽の周辺の円盤部分は徐々にガス密度にムラができ、濃い部分ではまたガスが引き寄い固まって、衝突を繰り返し、やがて星として成長して太陽系の惑星となっていきました。
このような過程から、太陽の誕生が成り立ちの中心である太陽系は、惑星の公転方向がみんな一致していて、惑星の軌道もほぼ同一の平面内にあるというわけなのです。

内惑星と外惑星

太陽系内で、自分で光り輝いているのは太陽だけです。占星術の世界では太陽と月も惑星扱いされていますが、太陽と月は光輝く特別な星なので、「ルミナリーズ」と呼ばれたりします。
基本的に惑星は自分で光を放つことはできず、太陽の光を反射して光っています。
太陽系の中では木星が最大の星、次は土星、天王星、海王星の順です。地球より内側をまわっている、金星と水星を内惑星、外側をまわっている火星・木星・土星・天王星・海王星の5つを外惑星と分けて呼ぶことがあります。
内惑星は地球の軌道の内側をまわっているので、太陽からある角度以上離れて見えることはありません。

内惑星・水星と金星の見え方

地球から見て、惑星が太陽と同じ方向に見えることを「合」といいます。
内惑星が太陽の向こう側で合になるときを外合、太陽と地球のあいだで合になるときを内合と呼びます。
外合のときに、太陽に照らされている面が地球のほうを向くので、丸く光って見えますが、内合の時、地球からは、太陽に照らされている面が見えなくなり、月の新月のようになります。
このように、太陽近くの内惑星は、月と同じように満ち欠けを繰り返します。
内惑星の満ち欠けを望遠鏡を使って初めて観察したのはガリレオでした。ガリレオは惑星の満ち欠けが太陽中心の地動説を唱えたコペルニクスの考え方を裏付けると考え、喜んだと言われています。
内惑星が地球から見て太陽と一番離れたときを最大離角といいます。太陽の東側で一番離れた時が東方最大離角、西側は、西方最大離角と言います。最大離角の時、内惑星は半月になります。

外惑星・火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の見え方

外惑星は地球より外側を公転しているため、太陽と正反対の位置にくることがあります。これを衝(しょう)・オポジションといいます。
衝のとき、外惑星は地球の一番近くにあり、夕暮れとともに東の空から昇ってきて一晩中見え、夜明けにようやく西へ沈みます。天体望遠鏡で観測するには、衝の時期がもっとも適しています。
太陽と同じ方向に見えるときは、外惑星も内惑星と同じく合と呼ばれますが、外惑星はすべての地球の外側を通っているため、内合はありません。また、外惑星は地球から見ている面の大部分が、太陽に照らされて輝きます。外惑星は内惑星のように、半円形に見えたり三日月形に見えることはありません。
地球から見て太陽の方向と直角の方向にあるときは、矩(く)といいます。太陽と90度離れているので、矩の位置にある惑星は、夕方や夜明けに南中します。ちなみに矩(く)とは、直角を測る定規の意味です。

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