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神話から知る12星座 水瓶座・魚座

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目次

 12星座の由来となったギリシャ神話を紐解いて

12星座のサインの由来となったギリシャ神話を紐解き、それぞれの性質を探るシリーズ。最後である今回は、水瓶座・魚座の神話です。

 水瓶座の神話

神々の住まうオリュンポスでは、夜ごと神々の壮大な宴会が行われていました。その給仕係は、神々の王ゼウスの娘でもある、美しいヘーベーという娘でした。しかしある時、ヘーベーが怪我をしてしまい、ゼウスは代わりの者を探すことにします。けれどその代わりを務められる美貌を持った者はなかなか見つからず、ゼウスは下界を飛び回り探していました。するとトロイという都市に、ガニメデスという大変美しい少年を見つけました。ゼウスは大鷲に姿を変え、ガニメデスを天まで連れ去りました。そうしてゼウスはガニメデスに事情を話し、もし給仕をつとめてくれるならば永遠の若さと美しさをもたらすことを約束しました。ガニメデスはトロイにおいてきた父母のことを心配しましたが、ゼウスはガニメデスの父にも立派な贈り物をし、ガニメデスはオリュンポスに住まうことになりました。
そうしてトロイの人々が寂しがらないように、水瓶をかついだガニメデスの姿を星座にして天にあげたのでした。

神話から知る水瓶座の性質

この神話からわかるように、水瓶座も、常識にはとらわれない進取の気鋭があり、新しい価値の地平を生み出す性質があります。またガニメデスが神々に仕えることで、地上の父母のもとに豊かな贈り物がなされたように、水瓶座はその才能や力を、広く人々のために使う使命が授けられています。
そしてガニメデスがゼウスに選ばれ連れ去られるほどの美少年であったように、水瓶座の人々にも芯の通った理想や美意識があり、また、水瓶座自身も美しさのもつ純粋な力のあるものに惹かれるでしょう。

魚座の神話

神々が、ナイル河のほとりで宴会を開いた際に、美の女神であるアフロディーテと、その息子である愛の神、エロスも参加していました。(これは、山羊座の神話と同じ時のエピソードになります)皆で華やかで愉快な宴を繰り広げていると、突然恐ろしい怪物のテュホンが現れました。
驚いた神々は散り散りに動物に姿を変え逃げました。アフロディーテとエロスも魚に姿を変えテュホンから逃げようとしますが、逃げる際に2人が散り散りにならないように、アフロディーテはお互いをリボンで結びナイル河の中に逃げました。
騒ぎが落ち着くと、とっさの出来事にも関わらずお互いを思う親子愛に、神々の王ゼウスも感動し、これを讃えその姿を空に星座として上げました。

神話から知る魚座の性質

このように魚座は、2匹の魚がサインとなっています。この2という数が象徴するもの、また、この神話の主人公であった美の女神と愛の神の象徴するものは、万物の表と裏のようなものです。魚座は神聖さと俗的なものと、意識と無意識や、魚座の中には両極端なものが渾然一体としています。陰陽のように、対のモチーフがひとつになり全き世界になるように、お互いの境界を超えていこうとします。
また心の底では常に「あなた」である他者を求めているような、人恋しがりな一面もあります。親子の深い繋がりがあったように、魚座も慈しみ深く、周りの人々を見捨てない優しさがあるでしょう。

12星座の性質を神話から紐解いて

今回のシリーズでは、12星座の由来となったギリシャ神話と、そこから見える各星座の性質をご紹介していきました。天に浮かぶそれぞれの星座に込められたストーリーを知って、少しでもそれぞれの星座に対してのご興味が広がれば幸いです。どうか、他の星座の神話も合わせてお楽しみください。

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