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西洋占星術とは

愛と平和の水瓶座の時代とは

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目次

来るべき水瓶座の時代

「水瓶座の時代」という言葉は、1960~1970年代に大人社会や体制に反発した米国などを中心としたカウンターカルチャー運動のときにもてはやされた言葉です。
「何々座の時代」といわれる根拠は、地球の地軸のブレ現象=歳差運動による黄道12宮と12星座のズレから来ています。
黄道12宮の重要な起点である春分点は、歳差運動の影響で、約72年で1度、約2150年で星座1つ分ずれてしまいます。星座がずれたとしても、現在の天文歴は、毎年の春分点を白羊宮(牡羊座)0度に合わせます。黄道12宮と実際の星座は、時代とともにどんどんずれていきます。
占星術が成立した古代バビロニア時代は、牡羊座にあった春分点は、現在、魚座にあります。 それが間もなく水瓶座に入ると騒がれているのです。
実はもうすでに水瓶座に入っているという話もあれば、まだ数百年先だという話もあり、はっきりしたことは分かりません。
いずれにせよ春分点は、占星術の世界ではそれほど重要視されています。

春分点が隣の星座に移ると歴史も動く!?

春分点が1つの星座を通過するのに2150年かかります。そしてこれが人類の歴史の大きな節目とも一致しているという説があります。例えば、春分点がまだ牡牛座にあったころ、エジプトで牛を神とあがめる信仰が起き、ピラミッドをはじめとする巨石文明が起きたとされます。牡牛座は大地を象徴する星座とされています。
そして春分点が魚座にある時に、イエス・キリストが登場しました。ローマ時代の原始キリスト教では、魚を重要なシンボルとしていました。魚座の支配性星は海王星、海のように無限の可能性や、憐れみや贖罪を象徴する星座とされています。

水瓶座の時代は英知、人類愛、平和の時代?

水瓶座は黄道12宮のうちの第11宮、支配星は天王星です。水瓶座の象徴となっているのは、ギリシャ神話の中でゼウス神の寵童ガニュメーデで、水瓶を担いでいます。瓶に入っているのは「英知の水」とも言われ、水瓶座は高い知性、平和や愛、神が地上の穢れを洗い清める、といったイメージが抱かれているのです。支配星の天王星は、飛躍、改革、古い体制を打破する力を象徴する星です。
この水瓶座の時代がいつ始まるのかについては様々な議論があります。ただ人類の歴史と結びつける「星座の時代」という考え方はわりと最近出てきた考えで、19世紀後半ごろから始まったようです。
水瓶座の時代は産業革命の時代にはもう始まったという説や、西暦3000年頃までないという説もあります。

ユングの「魚座と春分点移動の研究」

近代心理学者の巨人・カール・ユングは、魚座の星の位置と、春分点の移動を詳しく調べました。そして、魚座の中での春分点の動きと、西洋での精神文明の変遷とを結びつけて考えました。ユングは「魚座での星の位置から、人間の宗教の心理的発達が予言できる」とまで言っています。
いずれにせよ、地上で起きる(起きて欲しい)出来事と、星の動きとを結びつける人間のイマジネーションの力は、占星術の原動力であると言えそうです。

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