今回は太陽と月についてまとめます。太陽と月と聞くと、対照的なイメージを思い浮かべる方が多いと思います。今回はそんな対照的な2つについて、どの様な違いなどがあるのか見ていきましょう。天体や宇宙などが好きな方がこの記事を読んで参考になれば幸いです。
目次
【太陽について】
最初は太陽について基礎データーをまとめていきます。太陽とは、銀河系の恒星の一つとして有名です。私達人類が住む地球を含めた、太陽系の中心的存在です。太陽の質量は約99%も占めているんです。この結果は太陽系の全天体に重力の影響を与えているんです。また、太陽は銀河系の中では主系列星の一つで、スペクトル型は金色になります。太陽の今現在推測される年齢は、約46億年になり、この年数は主系列星として存在できる期間の半分を経過しているとも言われています。紹介した様に太陽自体が中心である恒星とされているので、他の惑星系の中心の恒星を太陽と呼ぶ事もあります。と、こちらが太陽の基本データーになります。
【月について】
では、次に月の基本データーをまとめていきます。月は太陽系の衛星中で5番目に大きいと言われていて、地球から見て太陽の次に明るいと言われています。月は古くから太陽と対して太陰、日輪、月輪などとも呼ばれています。月は数多くの太陽系の中では地球に最も近い自然の天体です。また、アポロ計画などが行われた通り人類が到達したことのある唯一の地球外天体と言われています。先程記載したように、地球から見える天体の中では太陽の次に明るく、色は白色に光って見えるのですが、これは月が発光しているのではなくて、太陽光を反射した際に見える現象です。と、こちらが月の基本データになります。
【太陽と月の違い】
では、太陽と月の基本データが分かったところで、この2つにどのような違いがあるのかまとめていきます。大きさの違いは、月が直径3,474,3km、太陽は直径695.800kmになります。地球と比べた際、月が約4分の1の大きさ。太陽が約109倍です。と、この様に大きさではだいぶ違いがあります。普段何気なく太陽と月を見ていると、ほぼ大きさは変わらない為違いが分かりにくく驚く人も多いと思います。これは距離と遠近法などで差がない様に見えます。大きさの他にこの2つは距離も違うんです。月の方が太陽よりも近かった為、人類が月に到着できた理由の1つです。また、月が衛星なのに対して、太陽は恒星になります。恒星は熱や光を放出して自らの働きでその場に居続けています。ですので、太陽は基本的に存在する位置は変わりません。そして太陽の周りを周っているのが地球。その周りを周っているのが月になります。
【太陽と月まとめ】
いかがでしょうか?今回は太陽と月の基本データや、違いなどをまとめましたが様々な違いが見えてきましたね。普段見上げる際にはあまり違いを感じることはないとは思いますが、こうして調べてみると距離や大きさと言う点で全然違う事が分かりました。その為太陽と月が正反対の関係性にあると言われている言葉の意味がよく分かった事だと思います。今回ご紹介した情報はごく一部なので、興味が湧いた方は色々調べて見て下さい。更なる発見なども見つかる為、知識も広がります。今回この記事が参考になれば幸いです。