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星座がずれていく 今と昔では星空が違う!?

投稿日:2017年5月18日 更新日:

ずれてしまった黄道12宮

黄道12星座は、太陽の通り道である黄道上に存在する12の星座のことです。
黄道12宮は、これら12星座から名前をとって昔の天文学者・占星術師たちが人工的に作った宇宙の標識です。
黄道は12星座にちなんで、白羊宮、金牛宮、双児宮、巨蟹宮、獅子宮、処女宮、天秤宮、天蠍宮、人馬宮、磨羯宮、宝瓶宮、双魚宮という12個のエリアに分割されています。
黄道12宮は約2000年前に定まりましたが、2000年の歳月のうちに、地球の歳差(さいさ)現象(=地軸のブレ現象)により、現在黄道12宮と星座の位置は星座1つ分ほどずれてしまっています。
2000年前、牡羊座にあった白羊宮は、現在は魚座に来ています。実際の宮の名前と星座が一致していないのです。
現在の天文歴は、白羊宮0度を毎年の春分の時刻に合わせています。実際の星座の位置より、地球の春分点を基準にしているのです。

黄道12宮の振り分け2つの方法

黄道12宮の分け方には、トロピカル方式とサイデリアル方式という2つの方法があります。
トロピカル方式とは前述した、毎年の春分点を基準とした方法です。実際の星座の位置は考慮されません。春分点を0度とし、牡羊座から魚座までの12星座にそれぞれ30度ずつを割り当てます。このトロピカル方式は、西洋占星術で使用されています。
一方、サイデリアル方式は、あくまで恒星を基準とし、牡羊座から魚座までの12星座に、それぞれ30度ずつを割り当てます。この方式でも夜空の星座と完全に一致するわけではないですが、かなりの部分が重なります。
星座は動きのない恒星で形成されているので、この方式の星座帯は、固定星座帯と呼ばれます。現在でもバビロニアの占星術やインド占星術では、サイデリアル方式が採用されています。

星占いが正しくない!?

日本で親しまれている西洋占星術は、トロピカル方式を採用した占星術です。トロピカル方式は、あくまでも毎年の春分時刻を白羊宮の0度に合わせる方法です。
そうすると例えば、トロピカル方式では処女宮の期間は8月23日から9月22日ですが、太陽は、実際には9月17日くらいまで獅子座にあります。
黄道12星座と黄道12宮は元々は異なるものではありますが、さらに歳差現象によりずれていくので、黄道12星座の名前を使って「○○座生まれ」というのは、厳密には正しくないということになります。
なぜこんなことになったかというと、紀元前2世紀頃にギリシャの天文学者・ヒッパルコスが歳差現象を発見、毎年の春分点を黄道12宮の基準にするよう決めたため、という説があります。
現在、天文学や西洋占星術の世界では、春分点を「牡羊座の原点」、秋分点を「天秤座の原点」と呼んでいます。

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