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衛星パンドラが西洋占星術上で示す意味は?男性を惑わすパンドラ

投稿日:2017年3月31日 更新日:

パンドラは64個もある土星の衛星のうちのひとつで、土星から14万1700キロメートル離れた場所をまわっています。直径は約84キロメートルです。1980年に天文学者のS・A・コリンズが、ボイジャー1号の画像を分析したことで発見されました。土星から14万1700キロメートル離れた場所をまわっており、直径は約84キロメートルです。1980年に天文学者のS・A・コリンズがボイジャー1号の画像を分析する中で発見されました。発見された当初はS/1980 S 26の仮符合が与えられ、1985年にパンドラという正式名称が付けられました。

パンドラの姿

自分の形を球形に保っていられるほど重力は大きくないため、いびつな形をしています。表面には直径30キロメートルのクレーターが2個見られ、細かな氷のちりで覆われていると考えられています。平均密度は低く、内部には隙間があり氷を多く含んでいるとみられています。また、他の衛星の多くがそうであるように、土星からの潮汐力により公転と自転の周期が一致しています。つまり、パンドラはいつも土星に同じ面を向けて公転しているのです。

パンドラと土星の衛星

パンドラは土星の巨大衛星であるミマスやエンケラドスより土星に近い位置にいます。軌道はFリングのすぐ外側にあり、羊飼い衛星として環が崩壊するのを防いでいます。羊飼い衛星とは、パンドラのようにその衛星の重力により惑星の環に影響を与え、環の崩壊を防いでいる衛星のことを言います。羊飼い衛星はその性質上、環の外縁や隙間に発見されることが多いのです。ちなみに、パンドラの近くにある土星のFリングは外側にある環で、幅は数百キロメートルあり氷や岩石などから形成された天体同士が衝突してできたと考えられています。Fリングにはパンドラの他にプロメテウスという羊飼い衛星もあります。これらふたつの衛星により、土星のFリングは形が守られているのです。

パンドラの公転軌道

パンドラの公転軌道はFリングの中を公転するプロメテウスの重力の影響を受けており、特に6.2年ごとに両者が近づいた際は軌道の変化が起きます。また、外側をまわるミマスとは公転周期が2:3という共鳴軌道の関係にあります。共鳴軌道とは、公転運動をするふたつの天体が、それぞれの重力の影響で長い間お互いに作用を与え合いその結果、公転周期の比率がきれいな整数比になることを言います。パンドラとミマスの場合、パンドラが3回公転する間にミマスが2回公転するということです。

パンドラの神話

パンドラはギリシャ神話に出てくる人間の女性で、神ではありません。神が作った人類最初の女性とされ、神々の持つ全てのものを授けられました。アフロディーテは美しさを、アテネは知恵を、アポロンは美しい歌声を与えました。実際にパンドラとは「全ての贈り物」という意味を持つのです。しかしながらパンドラは、実は人間に災いをもたらすために作られたのでした。事の始まりは、プロメテウス神が天界から火を盗み、人間に授けたことに怒ったゼウス神が、人類に災いをもたらすために「女性」という人間を作らせ、人間界に送り込んだのです(つまり、パンドラが生まれるまで、人間には男性しかいなかったということでしょう)。ゼウスは火を持つことで人間が神より力を持つことを恐れたのでした。ところでパンドラは、ヘルメス神から彫刻の入った美しい箱と好奇心を与えられていましたが、実はこれもゼウスの企みでした。その箱の中には人間の苦しみや痛み、嫉妬、貧困、悲しみなどが入っていたのです。この箱がいわゆるパンドラの箱なのです。好奇心を与えられたパンドラは、開けてはいけないと言われていたその箱を開けてしまいます。それによって箱の中の災いが人間界に広がっていってしまったのでした。ただひとつ、「前兆」だけは箱の中には残りました。前兆はこれから起こることを知ることができる能力のことです。もしこの前兆が箱から飛び出していたら、人間は未来に起こることを予知できるようになっていたでしょう。そうなると、人間は希望を失い生きる意欲を失ってしまっていたでしょう。前兆だけがパンドラの箱に残されたことは不幸中の幸いだったと言えますね。

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