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惑星と星

闘争と情熱の星 火星

投稿日:2017年6月29日 更新日:

戦争の歴史を見守ってきた火星

火星は太陽系の中で一番地球に似た星ですが、直径は地球の2分の1、質量は地球の約10分の1しかありません。
ちなみに、金星は地球とほぼ同じ大きさ、月は地球の直径の約4分の1の大きさですから、火星は小さめの惑星です。
火星が赤く見えるのは、地表面に海など水がなく、地表に酸化鉄(赤さび)が大量にあるためです。火星は赤さびが覆う星です。
しかし、そんな火星が人類に与えてきた影響は大変大きいものでした。
マーズ(英語)、マルス(ラテン語)、アレス(ギリシャ語)、色々な場面で、いずれかの名称を耳にしたことがあると思いますが、すべて火星と結びつけられた神々の名前です。英語圏では、レッド・プラネット、「赤い惑星」という通称もあります。
火星の色が、火の色や、人間の血の色と結びついたというのが、とても重要なポイントとなりました。火、血のイメージから、火星は古来よりずっと闘いの星、情熱の星とされてきました。
地球の隣を運行し、約2年2ヶ月ごと地球に接近を繰り返す火星は、そのイメージ通り、何千年もの間、争いを繰り返す人類をずっと見守ってきました。

愛と美の金星と対極にある闘いと対立の火星

金星・ビーナスはその名の通り女神であり愛、美、芸術、人との親和、協調、調整を司る星です。
女性的で優美な金星と対極にある星が、火星と考えてよいでしょう。火星は若々しく熱血漢な男性、血気盛んで欲望と意志が強い戦士といったイメージです。
火星は激しい欲求、対立、闘争、争いを象徴しますが、人生で大きな困難に出くわした時、強い意志でもって困難を打破し、目指すものを一人であってもやり通すようなエネルギーをも示しています。

火星は凶星 その影響の出方はさまざま

占星術では、吉星(ベネフィック)と凶星(マレフィック)という考えがあります。
吉星に分類されるのは太陽、月、金星、木星、凶星に分類されるのは火星、土星、天王星、海王星、冥王星です。
知性を象徴する水星には、吉凶の区別はつけないことになっています。
火星は凶星に分類されています。もし火星のこの激しい力が悪い方向へと作用すると、不和、果てしない争い、闘い、侵略、暴力など、悪しきものとして現れることになるのです。
しかし太陽系の惑星の影響力は、そんな単純な作用ばかりではありません。
火星は闘い、争いを象徴する星ではありますが、それは闘志や肉体的エネルギー、強い意志など、人生においての様々な困難に立ち向かうために不可欠なエネルギーをも示しています。
火星は、人生に必ず立ちはだかる困難と闘うための意志と力を人間に授けてくれるのです。
火星の力を得て、困難に打ち勝ち、大きな目標に到達できるのか、それとも悪しき結果を生むのかは、地球のそばを行く火星が知っているのか、あるいはあなたの中に住んでいる火星が知っていることになります。

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