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海王星の時代のいま、何が起きるのか

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海王星は夢幻の世界をつかさどる星

2012年2月4日に、海王星が魚座に入りました。これは165年ぶりのことです。海王星は2026年まで魚座に留まります。
惑星は自分の支配星座に入ったとき一番影響力を発揮します。海王星の支配星座は魚座です。海と魚に親和性があることは容易にイメージできると思いますが、海王星の神であるギリシャ神話の海洋神ポセイドン(英名・ネプチューン)はいま、自らのホームグラウンドに戻って、最大限パワーを発揮する時期に入ったのです。この14年間の間に、パワーを発している海王星は、一体、人類社会にどんな影響を与えようとしているのでしょうか。
前回の海王星の時代(1848年~)を振り返ってみましょう。

唯物論と心霊主義が同時に勃興

前回、海王星が魚座に入った時期は1848年から1863年でした。1848年と言うと、マルクスとエンゲルスが「共産党宣言」を著した年です。この思想は徹底した唯物論に立った思想で、宗教などは「民衆のアヘン」と切り捨てていました。
ところがその一方で、アメリカ合衆国で、とても有名な心霊現象が起きています。ニューヨーク州のフォックス家の幼い姉妹が体験したラップ現象です。これは亡くなった霊と交信したとして、近代のスピリチュアリズムブームのきっかけとなったとても有名な事件でした。
19世紀から20世紀初めにかけ、科学、工業技術は急激に進化し続けていました。その一方で、拡大する戦争、貧困、伝染病などで、数え切れないほどの人命が奪われていく時代でもありました。そんな中、フォックス姉妹の死者と交信したという事件は、のちにコナン・ドイルやウイリアム・ジェイムズなどの当時の著名人を巻き込み、「心霊主義」の拠り所として、人々の間で支持されました。
両極端なものが同時に進行してたように思われますが、「共産党宣言」は人類社会の究極の理想を、そして心霊主義とは、生と死の垣根を超えた、人間の魂の救済する思想と言えます。
決して手に取ることはできないけれど、人間が救われるためには決して捨てることができない果てしない夢や理想。そんな深遠な大海の惑星のイメージを海王星はまとっています。

21世紀の海王星の時代、起きることは?

海王星は天王星、冥王星と同じく、土星より外側を公転する惑星です。土星外の三惑星が発見されるまで、土星が最果ての星でした。
土星は太陽系の内と外の境界に位置し、地球を含めた太陽系の星々を外から守り、同時に厳しく監視する厳父、神のような役目を務めていました。しかし、土星(厳父、神)の世界よりさらに外側の世界があると人類に知らしめたのが、天王星や海王星なのです。天王星の発見は1781年、海王星の発見は1846年です。
海王星は精神の無限大の広がりを象徴する星として、絶妙なタイミングで、功罪相半ばする現代文明を進化させ続ける人類の前に姿を現してくれたのかもしれません。
前回の海王星の時代、この日本でも海の向こうから黒船がやってくるという大事件がきっかけとなり、長い武士の時代が終焉になりました。
そして今、再び海王星が最大のパワーを発揮する時代となりました。
一体何が起きるのでしょうか。私たちはまさしく歴史の転換点を生きているのです。

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