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さそり座の恒星の中で最も明るい赤い星、アンタレスとは?

投稿日:2017年2月18日 更新日:

さそり座というとどうしても美川憲一さんの「さそり座の女」を思い出します。その歌詞のイメージそのものがさそり座の女性のような先入観があります。では星座としてのさそり座はどのような星で、どのような神話があるのでしょうか。今回は、星座としてのさそり座を紐解いてまいります。

さそり座の恒星(アンタレス)

さそり座と言えばというほど有名なのが、一等星であるα星のアンタレスです。さそり座の中で最も明るい恒星で赤い星、赤色超巨星とも呼ばれています。さそりの心臓に位置します。さそり座の形は最もわかりやすいもので、このアンタレスから見事なS字カーブを描いているのがわかります。星々を繋げていけば、さそりの尾の部分の曲がり具合が美し過ぎます。

さて、アンタレスは太陽と比較されますが、昔230倍だった直径が今では720倍とされています。また、明るさは太陽の8000倍とも1万倍とも言われています。ですが、表面温度が太陽の半分くらいとなっています。太陽よりもこんなにも明るいとは知りませんでした。表面温度は低いのに何故こんなにも明るく輝いているのか、それはこのアンタレスという星がとてつもなく大きいからです。星の大きさは全ての天体の中でも4番目か5番目と上位にランクインしています。

アンタレスの名前、呼び名について

ちなみにこのアンタレスという名前は、「火星に対抗するもの」という意味があり、「火星に似ている」とも言われます。アンタレスの近くで火星が輝くので、並んで光っている様子を見て火星のようだとなったのかも知れませんね。また、アンタレスはさまざまな呼び名があります。中国では「火(か)」、「大火(だいか)」、「火星」と呼ばれ、日本ではかなりの呼び名があるので一部をご紹介しますね。「赤星」「酒酔い星」「目当て星」「豊年星」「塩売り星」などなど、見つけやすい所から船乗りの間での呼び方があったり、赤い星というのは強烈な印象を持ちますよね。

ギリシャ神話にみるさそり座

神話というものにはどの星座においても諸説あります。さそり座も然りです。有力な神話をここでご紹介します。勇者オリオンに求愛された女神アルテミスですが、オリオンの横柄な振る舞いに女神ガイヤ(ヘラともされる)はさそりを遣わしてその毒針に刺されて壮絶な死を遂げます。この功績が讃えられて、さそりは天に上げられ星座となったとのこと。ですが、優しい女神アルテミスはゼウスに頼んで、オリオンも天に上げられました。

こんな話もあります。星座になってもオリオンはさそりが怖いので、東の空からさそり座が現れると、オリオンは西の空に沈むとされています。夏の代表であるさそり座と、冬の代表であるオリオン座、こうして神話を聞きますと、本当に逃げているかのように真逆の動きをするんだなと思えるので不思議です。神秘的なさそり座の所以が垣間見えますね。

まとめ

さそり座を見つけるには、先ずは南の空を探すこと。そして何といっても赤い星、アンタレスを探すことです。さそりの尻尾部分と隣りの星座であるいて座との間には、天の川があります。キラキラして空の条件が良いとはっきりと天の川が見えるそうですので、そこからさそり座を探すのもおすすめです。夏の代表的な星座であるさそり座をこの夏、探してみてはいかがでしょうか。

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