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西洋占星術とは

凶星・土星の逆行が及ぼすもの

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目次

土星の逆行が社会に与える影響

土星は2017年、4月6日から8月25日にかけて逆行します。
火星から冥王星までの星は、ホロスコープ上で太陽の入っている星座と対岸の星座に入った時、つまり太陽と大きく離れると、必ず逆行します。
土星も外惑星のうちの1つで、季節がめぐるように、1年のうちある一定期間逆行します。しかし土星の動きはゆっくりなので、あまり意識されることはないかもしれません。
最大の吉星・木星が発展・飛躍を促すのに対し、土星は最大の凶星とされ、人間に試練を与える厳格な性格をもつとされています。
土星は他の惑星や星座を抑制する力を持ちます。そして人間に対しては、私たちに限界を気づかせ、自らを律するよう働きかけます。そして人間社会を構成するのに必要な「制御 秩序」を司ります。
そんな土星が逆行すると、人間社会に制御や秩序に混乱や滞りが起き、その結果、かえって責任が重くなったり、管理が強化されることも考えられます。
順行時、厳格な土星は人生の楽しさを圧殺するような厳しさを発揮しますが、逆行中、私たちに課せられた課題や制約を見返すチャンスが与えているとも解釈できます。
土星のように動きの遅い惑星は逆行する時、私たちの心の焦点を外から内へと移し、物事がはっきり見えるよう促してくれます。そして私たちが前進できるよう、じっくりと導いてくれます。

土星の逆行がホロスコープにある時は

土星は「宿業の星」として、私たちに、何をすることを許されていて、何が許されていないのかを示唆しています。
個人の出生ホロスコープに、逆行の土星があると、どのような解釈が考えられるでしょうか。
筆者もホロスコープの中に、逆行の土星を持っています。しかもインターセプト(広いハウスに包みこまれているサイン)に属し、カルミネート(ホロスコープで一番南中に近い星)でもあり、火星とのアスペクトがトライン(120度)です。
土星の持つ力、秩序や制御が弱められた状況だからでしょうか、太陽が調和と調整の天秤座に属しているのにも関わらず、特に、精神的に穏やかで順調な日々とは縁遠い人生と感じます。逆行の土星とトラインしている火星も、要因の1つかもしれません。
土星が順行していたなら、こんなに感情的に不安定、あるいはすぐに激情するタイプの人間にはならなかったのでは、と思います。
いずれにせよ、制御と秩序の星・土星は逆行したとしても、制御と秩序を弱めることで、また新たな試練や課題を人間に与えるような気がします。そしてそれは、より内面世界のことに関わっていると感じます。

自分も周囲も動いているから逆行現象は起きる

逆行は、本当に宇宙空間で星が逆行しているわけではなく、あくまで地球上から観測したための「見かけの現象」です。
天動説を信じていた時代、星の運行方向が変わることをどう理解したらいいのか、人々はさぞ悩んだと思います。結局その理由は、地球自身も自転し、公転していたからに過ぎなかったのです。
移ろいで行くのは周囲だけではない、自分自身もまた、決して止まることはない、常に変化し、動き続けている存在だと知ることが、土星を含め惑星の逆行が象徴する意味の1つかもしれません。

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