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西洋占星術とは

今でも占星術は天動説

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目次

21世紀も天動説を続けるわけとは

占星術が発展し続けた数千年の間、人類はずっと天動説を信じてきました。
そのため21世紀の現在でも、占星術の世界はいまだにこの地球を不動の存在とし、天動説の立場を取っています。
占星術では多くの星を扱いますが、私たちが住む地球は、基本的には登場しません。
占星術の世界では、私たちが住むこの地上こそが宇宙の中心で、太陽、月、太陽系の他の惑星は法則を持って、私たちの住む地上の周りを運行しているととらえます。
天動説というと非科学的な感じがしますが、古代メソポタミア地方で生まれた占星術の天体観測は緻密を極めていて、観測データがそのものが非科学的というわけではありません。現在の天文学から見ても、極めて正確なデータとなっています。

地球中心の天球という考え

メソポタミア地方で占星術が誕生したころ、夜空を見上げると、おそらく降るような星空だったことでしょう。
天空は、球体の内側を半分に切り取ったように見えました。恒星も惑星も、光り方の強弱はあるものの、すべてこの球体の内側に張り付いて見えました。球体を半分にしたような空は天球と呼ばれ、星々は、この天球を規則正しく運行していくように見えたのです。
実際は地球が自転しながら太陽の周りを公転しているため、太陽も、日々東から西へ運行しつつ、1年かけ、星座の中を運行していくように見えました。
星座を形作る恒星たちは、時刻と季節により天球を移り変わっていきます。しかし星座の形、それぞれの恒星の位置関係は変わることがなかったため、太陽系の星々の動きを記録する際の目印にされました。

星座を使って宇宙に標識をつくる

星座というと、プラネタリウムなどで季節の星座をご覧になったことがあるひとも多いと思います。
春の代表的な星座には、黄道12星座に含まれるかに座、しし座、おとめ座の他に、春の大三角形や北極星を含むポラリス、おおぐま座などがあります。
夏の星座には天秤座、さそり座、いて座の他にはくちょう座やわし座、秋はやぎ座、みずがめ座、うお座、おひつじ座の他にアンドロメダ座、カシオペア座、冬はおうし座、ふたご座の他に、オリオン座や冬の大三角形といった具合です。
これらたくさんの星座の中から、代表的な星座が選ばれました。これが皆さんご存知の12星座です。 太陽、月をはじめ、太陽系の星々は、これら代表的な12星座の中を通っていきます。
太陽は1年かけて12星座をめぐります。太陽が通る道筋は、黄道(こうどう)と名づけられました。地球の衛星である月も太陽系の他の惑星も、すべてこの黄道を通ります。黄道を30度ずつ12個に分け、星座の名前を付けたものが黄道12宮(サイン)です。
占星術の黄道12宮の名前に選ばれた12星座は、実際の空では、その大きさや幅は様々です。
そのため、星座を使って太陽系の惑星の位置を表す場合、実際の12星座で表すのではなく、星座の名前を使った天の標識、30度ずつ12等分された黄道12宮を使った方が遥かに便利でした。
黄道12宮を使って惑星の配列を表現したものがホロスコープです。

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