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闘いのエネルギー・火星が逆行するとき

投稿日:2017年6月29日 更新日:

火星逆行が示すもの

惑星の逆行は、惑星がいつもの運行とは逆の方向へ動いて見えることです。あくまでの地球から観測した場合の、見せかけ上の現象です。
黄道12星座を目印に天空を行く惑星たちを毎日定時に観測していると、右(西)から左(東)へ少しずつずれていきます。これが順行で、左(東)から右(西)へ動くのが逆行です。逆行は太陽と月以外の占星術で使用されるすべての天体で起きます。
逆行はある一定期間続き、年に何回も逆行する惑星もあります。 そんなに珍しい現象ではないため、出生ホロスコープにも、逆行する惑星が1つ2つあることがあります。ホロスコープでは、逆行している惑星には「R」の印がつきます。
2017年、外惑星の1つ、火星の逆行は予定されていません。
火星は、情熱の星、生きる上での困難に果敢に立ち向かうエネルギーを象徴する星です。
それが逆行するわけですから、火星逆行中は、問題に立ち向かうエネルギーがすんなり出なかったり、エネルギーを出すことに、躊躇したり戸惑ったりするイメージです。
焦って失敗したり、激しくエネルギーが空回りしている状況です。リーダーシップが取れず、独りよがりになり、当然周囲ともうまくいっていない状況です。

火星逆行をホロスコープな持つ人の特徴

火星逆行をホロスコープに持つ著名人の一人に、精神分析学のジグムント・フロイトがいます。
フロイトは、人間の精神エネルギーを性的エネルギーに置き換えて、人間の精神メカニズムを解き明かそうとしました。まさしく「火星が持つエネルギー」について、一生をかけて研究したフロイトの人生を象徴していると言えます。
他に、20世紀の冷戦末期、世界平和と徹底した戦争反対のために世界中を訪れ精力的に活動していたローマ法王・ヨハネ・パウロ二世や、平和活動家で有名なオノ・ヨーコ氏にも火星逆行があるとされます。
人類の歴史の中で長年、闘いの星とされてきた火星。それが逆行になった時、現代では、人間の衝動的なエネルギーについて科学的に分析しようとしたり、戦争放棄、平和運動へと突き動かすエネルギーになる、というのがとても興味深いと言えます。
現代、火星が象徴するのは、火を噴いて、血を流すばかりが闘いではなく、新しい戦いをも象徴するようです。

 惑星逆行が人間に及ぼす心理的作用

火星に限らず、惑星が逆行する時は「物事がスムーズに進まない、空回りする時期」といわれます。
惑星逆行時、物事の進捗はスピードが落ちることもありますが、人生勉強の復習時期をしている時間だと言えます。
逆行は単なるエネルギーの停滞ではなく、課題について振り返ったり、より深く掘り下げたり、内省を深める作用もあるようです。
古代、星々の世界は、人々にとっては神の世界でした。
現在の私たちも、多少は科学の知識を得たものの、人間のことも宇宙のことも、まだまだ知らないことだらけです。
惑星の逆行は、地球からの「見せかけの現象」にすぎません。しかし、星がいつもとは逆向きに動く、という現象の人間に与えるインパクトは、やはり見逃せないものがあります。
星を神の領域、神秘の世界だと感じる人間にとって、意味のない逆行はありません。そこに宇宙の意図を感じ取るのが人間の心なのです。

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