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衛星ダイモスが西洋占星術で与える影響は?恐怖の意味を持つダイモス

投稿日:2017年3月26日 更新日:

ダイモスは火星第2の衛星で、もう片方のフォブスとともに、1877年の8月に天文学者アサフ・ホールによって発見されました。直径はフォブスより小さく12.5キローメトルです。火星から2万3500キロメートル離れた外側を、30時間18分で公転しています。ゴツゴツとしたフォブスに比べ比較的滑らかな表面をしており、フォブスとはまた違う個性を醸し出しています。

ダイモスの姿

1976年の中頃、NASAの探査機がフォブスとともにダイモスの画像を地球に届けました。ダイモスの表面にはクレーターがあったものの、フォブスよりは均整がとれた形をしており、表面もずっとなめらかでした。地表の起伏は表面に細かなチリが積もり、ならしてしまったようです。フォブスと同じように小さな穴がたくさん空いており、平均密度は低いと考えられています。表面に多くのチリが積もっている理由としては、ダイモスが作られた後半期に、巨大な天体に衝突され大量の砂埃が立ち上り、それが舞い降りてダイモスの表面を覆ったためであるとされています。

ダイモスの誕生

ダイモス、フォブスともに誕生の仕方は今でもはっきりと解明されたわけではなく、紆余曲折を経て様々な説が出ています。最も有力視されていた説が「捕獲説」です。2つとも直径10~20キローメトル程で、火星の直径6800キロメートルに比べとても小さいため、火星の引力によって引き寄せられたと考えられていました。しかしこの説は、2つの衛星の軌道を考慮すると可能性が低いことが分かりました。そこで次に示されたのが、火星に衝突した隕石によって火星衛星が誕生した、という説です。シミュレーションによって計算がなされ、次のような結果が導かれました。火星に近い破片が急速に集まり巨大な衛星が形作られ、この巨大衛星の重力の影響によってフォブスとダイモスが形作られた、そして数百万年後にこの巨大衛星は火星に落下し、フォブスとダイモスだけが残された、というものです。

ダイモスを形作るもの

ダイモスの素材を知ることはダイモスの誕生を知ることにもなります。ハッブル宇宙望遠鏡などを使った研究では、ダイモスやフォブスが際立って赤みがかった色をしており、D型小惑星にとてもよく似ていることが分かりました。D型小惑星は小惑星帯の外側に多く存在する天体で、ケイ素や炭素などの有機化合物で構成され、内部には水や氷も含む可能性があるとされています。さらにD型小惑星は、カイパーベルトからやってきたという説もあります。カイパーベルトは太陽系の1番外側を周る海王星の、さらに外側にある天体の集まりです。そうなれば、ダイモスやフォブスは太陽系の中では比較的地球の近くにある天体と言えど、故郷はとても遠いと言えます。

ダイモスの名前の由来

ギリシャ神話に登場する軍神アレスと美の女神アフロディーテの息子、デイモスを由来としています。デイモス神は恐怖と恐慌の神であり、兄弟には恐怖の神、フォブスがいます(デイモスの兄弟衛星であるフォブスの名もここからきています)。ちなみにアレスはマーズ(=火星)のことです。アレス(マーズ)神は息子であるデイモスとフォブスをいつも従えて戦争に行っていたということです。火星の衛星にフォブスとダイモスという名前が付けられたのは、このようなギリシャ神話にちなんでいるからなのですね。

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