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土星の第一衛星ミマスがホロスコープ上で表す意味とは?

投稿日:2017年3月28日 更新日:

ミマスは土星の第1衛星です。英語表記は「Saturn I Mimas」、1789年9月に天文学者のウィリアム・ハーシェルによって発見されました。ハーシェルは天王星の発見や赤外線放射の研究など、天文学に多くの功績を残した人物です。

ミマスの特徴

ミマスは土星の主要な衛星の中では最も親星(土星)に近い場所に位置しています。密度はとても低く、氷と少量の岩石だけでできていると考えられています。ミマスの形は完璧な球形ではなく、自転による遠心力と土星から受ける引力の影響=潮汐力(ちょうせきりょく)によって楕円形に歪んでいます。また、一般的な天体では昼側の半球の赤道付近が最も高温になりますが、ミマスはそうではありません。原因としては、ミマスを覆う氷の状態が場所によってバラツキがあり、熱の逃がし方が異なっているためと考えられています。

ミマスと土星の潮汐力について

前文で、ミマスは土星からの潮汐力とミマス自身の自転による遠心力で楕円形に歪んだ形をしていると述べました。これについて詳しく説明しましょう。軌道上にある天体は、引力と遠心力が同時にかかります。両者は正反対の方向に作用しますから、お互いに力を打ち消し合い、力の作用は0となります。ところがミマスと土星の関係には、これが当てはまるとは言えません。ミマスの土星に向いている側(表側)は土星と近くなるため、裏側に比べて土星の引力の影響を強く受けます。一方裏側は、軌道の外側を周るため遠心力を強く受けます。このため、ミマスの表側は引力に引っ張られ土星側に盛り上がり、裏側は強い遠心力により外側へ引っ張られることになります。こういった理由により、ミマスは楕円形となるのです。このように引力と遠心力によって天体の表側と裏側が逆方向に引く力を潮汐力と言います。また、潮汐力による効果を潮汐作用と言います。

ミマスの地形

ミマスにはクレーターや渓谷が多く見られます。ミマス最大のクレーターであるハーシェル(ミマスの発見者ハーシェルにちなんで名付けられました)は直系130キロメートルもあり、ミマスの直径の3分の1もあります。高さ約5キロメートル、深さは10キロメートルあり、中央の丘の高さは6キロメートルにもなります。こんなにも巨大な天体が衝突したのですから、本当はミマスは粉々になっていたところでしょう。ハーシェルの裏側には衝突した時にできたと思われる跡が見つかっています。ミマスにはハーシェルの他に数多くのクレーターがありますが、ハーシェル以外のクレーターはそれほど大きくはありません。また、分布の仕方も一定ではなく、表面の大部分は直径40キロメートル以上のクレーターで覆われていますが、南極側には小さめのクレーターばかりがあります。

ミマスと土星の環の関係

ミマスは、自身より内側を公転する土星の環に影響を与えています。土星の環はたくさんの粒子が集まってできているのですが、その粒子がミマスの公転の作用により、粒子が取り除かれる現象が起きています。これにより土星の環に隙間ができています。この隙間はカッシーニの間隙(かんげき)と呼ばれています。カッシーニの間隙は土星の環のうちのA環(外側)とB環(内側)の間にあり、11万7600キロメートルから12万2200キロメートルの領域に広がっています。天候や土星の向きなどの条件が良ければ市販の天体望遠鏡でも観測することができます。ミマスの仕事を肉眼で見ることができるかもしれませんね。

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