西洋占星術とは何かを学べるサイトです!

西洋占星術.com

西洋占星術とは

衛星イアペトスが西洋占星術で示す意味は?二面性を持つイアペトス

投稿日:2017年3月26日 更新日:

土星の衛星の中で最も外側を周るイアペトスは、太陽系の中でも変わった様子を持つ天体です。土星の第8衛星で、1671年10月にイタリアの天文学者ジョヴァンニ・カッシーニによって発見されました。

イアペトスのデータ

イアペトスの直径は1436キロメートルで、土星の衛星の中では3番目の大きさです。土星から約356万キロメートル離れた場所を79日で公転しています。地球と月と同じように、自転と公転が一致しており、1回公転するごとに1回自転します。

イアペトスの明と暗

イアペトス最大の特徴は表面が明るい部分と暗い部分とにはっきり分かれる、ということです。このことは発見当時から注目されており、1705年にカッシーニは原因をこのように考えました。イアペトスは月が地球を公転するのと同じように1回自転する間に1周公転するので、地球側から見える明るい半球(公転方向とは反対側)と見えていない暗い半球(公転する方向側)がある、と。イアペトスの明暗については、後の天文学者たちがより詳しく観測しました。1981年に、この衛星を至近距離から撮影することに初めて成功しました。そこには暗くほとんど木炭のような色の半球と、明るい反射性の高い半球の見事なコントラストが写っていたのでした。

イアペトスのコントラストの原因

イアペトスかなぜこのような明と暗のコントラストに分かれているのか、その原因を惑星の科学者たちが導き出したところ、隣にいる衛星フェーベが原因ではないかという結果が導き出されました。フェーベは巨大な衛星、または小惑星が土星に捕獲されたものであると考えられています。小さな隕石が衝突してフェーベから黒っぽい物質が剥がれ落ち、土星のほうにらせんを描きながら下降する途中でイアペトスの半球に当たったのだと考えられました。もう一つ、フェーベ関連で導き出された結論が、フェーベがイアペトスの表面に降下した際、その表面すべてを埋め尽くしたわけではなく、この降下をきっかけとして氷の移動が始まったのだということです。フェーベからの物質で汚れた面は日光を多く吸収するため氷が気体となり昇華した後閉じ込められていた塵が現れ黒くなっていき、物質で汚れなかったもう片方の面は氷が堆積していき、このプロセスが長年繰り返されることで表面のコントラストが極端になっていった、ということです。

イアペトスのクルミ

イアペトスの暗い面の上には幅20キロメートルの高地が1300キロメートルに渡って連なる赤道の隆起があります。平均標高は13キロメートルあり、最も高い所では20キロメートルあります。その姿はまるでクルミの殻を思わせ、明るい面には見られません。なぜこのような形になっているのか、諸説ありますが、詳しい原因は分かっていません。ひとつには、イアペトスは誕生直後は現在よりも早い速度で公転しており、急激に表面が冷えて固まり、自転が遅くなったためだと考えられています。

イアペトスの神話

イアペトスの名はギリシャ神話に出てくるイアペトス神にちなんで付けられています。天空神ウラノスと大地母神ガイアの息子で、妻はアクア神です。ティターン神族の1人で息子とともにゼウス神に反抗する反逆神です。イアペトスの息子たちは成長すると、ゼウス神との間にティタン戦争と呼ばれる争いが勃発します。

西洋占星術  西洋占星術

-西洋占星術とは

Copyright© 西洋占星術.com , 2017 AllRights Reserved.