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占星術殺人事件

投稿日:2017年5月24日 更新日:

ゾディアック事件とは

ゾディアック事件をご存知でしょうか。
ゾディアック事件とは、1968年から1974年の米国・サンフランシスコで起きた連続殺人事件です。警察で確認できただけでも5人の被害者が出ました。現在も犯人は不明のままで、事件は未解決です。
この事件の特徴は、殺人が続くさなか、犯人を名乗るものが警察署や新聞社に犯行声明や犯行予告を多量の手紙にして、送りつけたことです。
残忍な手口の殺人を続けながら、世間をあざ笑い挑発を続ける犯人は、自らを「ゾディアック」と名乗りました。

占星術にこだわる殺人鬼

ゾディアック(Zodiac)とは、天文学や占星術で使う「黄道帯」のことです。またゾディアックは自らのシンボルマークとして丸と十字を重ねたものを犯行声明文に書き添えたりもしました。
犯行声明文には暗号文まであり、アルファベット、気象記号、モールス記号の他に、占星術で使われるシンボルなどが細かくびっしり書き込まれた奇々怪々なものでした。ゾディアックは、この暗号文が解ければ自分の正体が分かるなど煽ったため、暗号文は当時の新聞にそのまま掲載されました。
警察、海軍情報局、CIA、NSA(国家安全保障局)の他に、一般のパズルファンまで加わって解読が試みられましたが、結局は犯人つながる情報は何も出てきませんでした。
1974年、ゾディアックから、「今まで37人を殺害した。自分の事件を大きく取り扱わないと、もっと凄まじいことをやる」などと書かれた2通の手紙がサンフランシスコ警察へ届きましたが、これを最後にゾディアックからの連絡は一切途絶えました。

引き継がれる狂気

殺人をまるでゲームのような楽しんだ怪物・ゾディアックが社会に与えた衝撃は強烈で、その後、模倣犯を生み出していきました。
1990年ニューヨークで、ゾディアックを模倣する連続殺人事件が発生しました。この殺人は、星座別に被害者を選んで銃殺し、現場に犯行声明として星座のマークを残していくという異様な事件でした。
現場に残されたメッセージには12星座の人間全員を殺すと予告、自分を止めることができるのはオリオン座だけだと宣言し、本当にオリオン座が沈んだ時刻に合わせて殺人が行われていました。星座別に被害者を選んで銃撃し、現場に星座のマークを残していくという手口でした。
当初はオリオン座の形に犯行現場をめぐり、21日周期で星座別に殺人を行うとされていた犯人でしたが、途中からは星座を無視した無差別殺人となりました。逮捕のきっかけも、身内とのトラブルがきっかけの発砲事件でした。
1996年6月、社会生活に馴染めずに世の中への恨みを募らせ、ゾディアックを神のごとく崇拝していた引きこもり青年・エディ・セダが逮捕されました。裁判でエディ・セダは、懲役236年の判決を受けました。

占星術の魔力

世間を震撼させたゾディアック事件は、マスメディアを巻き込んだ、おそらく初の劇場型犯罪です。
ゾディアック事件はその後、映画や小説の題材としても何度も取り上げられ、「ゾディアック」という言葉は、殺人鬼の代名詞のような扱いを受けることになりました。日本でも1981年に、島田 荘司氏による「占星術殺人事件」という作品が発表されています。
ゾディアック事件とそれを模倣する事件は、「占星術」の妖しい、人知を超えた魔力のような面が強調された典型です。
そして欧米において、占星術という文化がとても大きな影響力を持っていることを示しています。そして恐ろしい、おぞましい事件ほど、多くの人が魅せられて惹きつけられる人間の性も表しています。

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