西洋占星術とは何かを学べるサイトです!

西洋占星術.com

西洋占星術とは

占星術師たちが命がけで生み出したホラリー占星術とは

投稿日:2017年6月29日 更新日:

誕生日時を使わないホラリー占星術

ホラリー占星術は、「誕生時間を使わない」古くからある西洋占星術の手法の1つです。
現在では誰でも当たり前のように、自分の誕生日時を知っていますが、昔は自分の誕生日さえ知らない人がたくさんいました。
そんな時代が長く続いた中、ホラリー占星術は体系化されていきました。
ホラリー占星術は出生ホロスコープをつくるのではなく、「特定の質問に対して、特定の答えを出す」占術です。
ホラリー占星術は、欧米各地や日本でも、伝統的な占星術が見直される動きの中、いま再び見直されています。
ホラリー占星術は誕生日が必要ないとても便利な占術であるとともに、惑星、ハウス、サインなどの意味などが実用的に解かれており、西洋占星術の基礎的占術となっています。

絶対はずせない!昔の占星術師たち

遠い昔、まだカレンダーも時計もない時代、占星術師など一部の知識層は、天体の動きを把握し、時を計算する技術を独占していました。
占星術の故郷・古代バビロニアでは、天文観測を専門としていたカルデア人は、当時の統治者に雇われ、時を計り暦を作りました。彼らは占星術や天文観測技術の他に、医学、哲学、薬学、数学などにも精通していました。そして時の支配者に対して、占星術を駆使して国家の行く末も占ったと思われます。 現代と違い、絶対はずすことができなかった当時の占いは、知恵や知識、テクニックとして蓄積されて行き、後世、ホラリー占星術の基礎となっていきました。

諸葛亮孔明も使った!?当たる占星術

中国・三国時代の軍師・諸葛亮孔明(181~234年)は、六壬神課(りくじんしんか)という中国で生まれた占術を使って、戦術を立てていたとされます。六壬神課は、月将と言われる太陽の黄道上の位置と、時刻の十二支から、天地盤と呼ぶ天文についての情報を取り出し、これと干支術を組み合わせて占います。
月将は、西洋占星術のサン・サインと1対1の関係があり、天地盤はサインとハウスで構成されるホロスコープとほぼ同じものです。時刻をもとに、天文と干支術を組み合わせて占う方法は、西洋占星術と同じです。
また孔明は、古代ギリシャ・天文学者・占星術師クラウディオス・プトレマイオスが著した「テトラビブロス」の訳本を読んでいたとも言われます。
稀代の軍師・諸葛亮孔明も、バビロニアで生まれ、ヘレニズム文化の中で大いに開花した占星術に注目し、戦いの戦略を練ったのかもしれません。

戦いの中、命がけで行われたホラリー占星術

昔、権力者の傍らにいた占星術師たちは、もし占いの結果が外れたら、死罪もあり得ました。時の権力者のお抱えになった占星術師たちは、それこそ命がけで占っていたことは、想像に難くないでしょう。
しかし、パソコンもない時代、敵対する人物や、将軍、兵隊などの1人1人の出生データをまとめ、出生ホロスコープをつくってから作戦を練るなど、到底不可能でした。
そこで編み出されたのが、ホラリー占星術のような、時の権力者に問われた時間を使って占う方法でした。占いの結果、負けると分かれば、防御に専念したり和平を申し込んだ方が良いなどと進言できました。
13世紀頃の欧州で、グイード・ボナタスという占星術師が「今は戦うべきではない」と王に進言したとされ。チャートも残されています。
ホラリー占星術は、多くの占星術師達が命がけで得てきた法則の集大成なのです。

時間を占うのには断然強い西洋占星術

ホラリー占星術も、個人の誕生日時をもとにするネータル占星術も、「特定の瞬間」をホロスコープに表すことには変わりはありません。
ホラリーでは、この特定の時間というのが大切で、出生ホロスコープの誕生日時に該当する者です。質問者の質問を、占星術師が聞いて理解した瞬間を持ってホロスコープを作ることになっているなど、時間の特定には厳密に行われます。
ホラリー占星術では、すぐに結果が分かります。万が一、占いの結果を間違えても、なぜ間違えたのかの検証がすぐにできます。
占って、間違って、を歴史の中で繰り返し、テクニックが磨かれていったのがホラリー占星術です。
有名な占星術師はほぼすべて、「特定の質問に対して特定の答えを出せる」ホラリー占星術を得意としています。
「時間」について占うことにかけては、占星術より優れた占術はありません。さらに特定の瞬間を切り取って占うことに特化したホラリー占星術は、西洋占星術のエッセンスを凝縮したものと言えます。

西洋占星術  西洋占星術

-西洋占星術とは

Copyright© 西洋占星術.com , 2017 AllRights Reserved.