無料でホロスコープを作成出来るサイトが沢山あるので、占い好きの方は一度くらいホロスコープを作成した事があると思います。
でも、自分のホロスコープが作成出来ても、そのままでは意味不明な部分が多すぎて読み方が解りませんよね。
たくさん星のマークが書いてあったり、線が引いてあったり、重要な事が書かれているのは解るのですが、何がどうなっているのか混乱した事がある人も少なくないと思います。
ホロスコープを読むには専門知識や経験が必要になってくるのですが、おおまかに全体的に見るだけでもホロスコープを解釈する事は出来ます。
ホロスコープ上での惑星の散らばり
まず、ホロスコープと呼ばれている円の中の惑星を見てみましょう。
太陽や月、金星や火星など見たことのある惑星や、あまり見慣れない惑星などが散らばっていると思います。
その散らばり具合や、どこに重点的にあるかを見るだけでもホロスコープを読む事は出来ます。
難しい印象だった西洋占星術の占い方も、意外と簡単だと思いませんか?
ハウスの意味
ホロスコープを見ると、その円が12分割されている事に気付くと思います。
その1つ1つは「ハウス」と呼ばれるもので、場所ごとに意味が割り振られています。
1ハウス…自分自身
2ハウス…お金、才能
3ハウス…教育
4ハウス…家、家族
5ハウス…趣味、恋愛
6ハウス…仕事、健康
7ハウス…結婚、共同事業
8ハウス…相続
9ハウス…海外、宗教
10ハウス…個人事業主 社長
11ハウス…コミュニティ、繋がり
12ハウス…裏側、非公開
このように、12分割されているハウスには個々の意味があります。
惑星が集中しているハウス
ハウスに意味が理解出来たら、今後は自分のホロスコープに描かれている惑星がどのハウスに多く存在しているかを調べます。
西洋占星術では、惑星の集中しているハウスが重要なキーワードだとされているので、もし仮に家族を意味する4ハウスに1番多く惑星が入っている場合は、家族と縁が深い、もしくは在宅の仕事をするなど自分と家との関係が強いと言えます。
11ハウスに惑星が多く入っている場合は多くの人と接点を持つ事で道が開けそうですし、5ハウスに惑星が集中してる場合は趣味が実益になりやすかったり、恋愛を対象にした仕事に就きやすくなります。
すべてのハウスに満遍なく星が散らばっている場合
その場合は、ホロスコープの上、下、右、左の四分割にして判断します。
上部に惑星が集中していれば、人前に出たり目立つ活躍をする事が人生の目的になりやすいでしょう。
下部ならば、縁の下の力持ち的な役割を受け持つ事で評価を受ける事になりそうです。
左側に惑星が集中していれば、自ら動くのではなく能動的でいた方が引き立てられやすく、右側に惑星が集中していれば、他力本願を無視して自分で道を切り開く事になるでしょう。
まとめ
西洋占星術でハウスを読むことは高度な鑑定方法になるのですが、惑星の片寄りを見るだけならば簡単ですよね。
自分の真相心理にある考え方を表していることもあるので、心のクセや本質をハッキリさせたい時にも使えます。
興味が湧いたらもっと深く西洋占星術を学んでみると面白いかも知れません。