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ハウス(天球12室)は12星座のイメージから理解しよう 

投稿日:2017年6月29日 更新日:

本格的に占うために大切なハウスシステム

占星術でホロスコープをつくる際、黄道12宮(サイン)は、惑星の所在を表す座標になっています。
出生日時から、黄道12宮に10個の星座を並べただけのチャートが「フラット・チャート」です。
このフラット・チャートを、テーマを持ったものとして切り分ける役目を担うのがハウスです。いくつか種類があります。
黄道12宮にそってハウスも切り分けてしまう方法が「ソーラーサイン・ハウスシステム」です。
ソーラーサイン・ハウスシステムは簡単ですが、より専門的な占星術では重要視されているアセンダント、上昇星、MC(南中)、カルミネート(最もMCに近い星)なとは分かりません。
より深い占星術的解釈を知りたい時は、より詳しい出生時情報、生まれた正確な時刻や出生地の情報を盛り込んだホロスコープを作ることも大切です。
アセンダントを重視するハウスシステムにも色々な種類があります。よく用いられるのはプラシーダス・ハウスなどです。アセンダントとMCによって4分割されたエリアを、さらに時間を基準に3分割にして、12ハウスをつくります。
現在は、パソコンで簡単にホロスコープが作れますので、ハウスシステムの計算方式についていちいち意識することはあまりありません。
いずれにせよ、どのハウスシステムが正しくてどれがダメ、というものではありません。

ハウスが象徴するものは時代とともに変わる

黄道12宮(=サイン)は、先天的な事柄、人間が持って生まれた性格、素質、才能などを象徴します。
一方、天球12室(=ハウス)は、地上的な生活に密着した事柄、人生での具体的な出来事を象徴するとされています。
ハウスが担うテーマは、長い占星術の歴史の分だけ様々な変遷を経てきました。ハウスは生活に密着したものを暗示するので、常に時代背景、文化的背景が色濃く盛り込まれています。
例えば第6室は、昔は「下僕、奴隷の部屋」とされていました。
現在、第6室は、組織と結びついての勤務、生活のための仕事、就職、雇用、職場での部下との関係、勤労条件などを表します。本人の肉体的弱点、健康や病気も象徴します。医師や看護師など、病気の治療についても象徴します。
またハウスは、12星座のイメージも引き受け投影しています。
第6室に該当するのは、黄道12宮では第6宮の乙女座です。 乙女座は「地の星座」であり、象徴するのは批判的で分析的な態度、何かを助け、奉仕しようとする精神を表す星座となっています。
天の領域である星座の性質を、地上のハウスも引き継いでいるのです。

ハウスは対角のハウスと相関関係にある

天球12室は、対角線上、お互い向かいの室とは、相関関係にあります。
前述の第6室の向かいにあるのは、第12室です。
第12室は障害、秘密の敵など、現役からの引退、あるいは迫害、隔離、拘束、入院など、すべて「世間から隔離される」ようなこと全般を意味します。本人の心の中の本当の敵、また犠牲的行為、聖なることなども含まれます。
6室は物理的な治療を象徴していましたが、12室は精神的な目に見えないような救済を表しています。
表すものは対称的でありながら、6室も12室も「人生の困難と解決、克服方法」が示唆されるようです。
また第12室は、12星座で言えば魚座の位置になります。世間からの迫害や拘束、犠牲的行為や聖なるものといったイメージは、魚座と強く結びついているイエス・キリストの影響がとても大きいでしょう。
原始キリスト教のシンボルは魚でした。春分点が魚座に移ったころ、イエス・キリストが誕生したとも言われています。
12室は魚座の持つ、神秘的で隠れた場所、隠遁する場所のようなイメージが強いのです。

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