西洋占星術とは何かを学べるサイトです!

西洋占星術.com

西洋占星術とは

ルールを乱す困った女神ディスノミア、西洋占星術における意味は?

投稿日:2017年3月31日 更新日:

ディスノミア(デュスノミアとも言われる)は準惑星エリスの衛星です。2005年にアメリカの天文学者マイケル・ブラウンによって発見され、仮符号S/2005(2003 UB313)1が与えられました。2006年9月にディスノミアという正式な名前が決定しました。名前の由来は不和の女神エリスの娘で、無法の女神デュスノミアーにちなんでいます。元々はガブリエルというという名前で申請していましたが、最終的にはディスノミアとされました。

ディスノミアの神話

ディスノミアの名前の由来となった女神デュスノミアーは、ヘーシオドスの「神統記」に記されており、エリスが生んだ神々として苦労のポノス、忘却のレーテー、悲嘆のアルゴス他にも戦争や殺人、争いなどの神々と共に生まれたとされています。秩序を破壊するという意味を持ち、不法の女神とされています。

ディスノミアの特徴

ディスノミアはエリスに対して60分の1の明るさで、直径は8分の1です。公転周期は16日程とされ、ほぼ完全な円軌道でまわっています。しかしこの軌道はエリスの軌道面に対しておよそ142度と極端に傾いており、エリスとは逆向きに公転しているように見えます。

ディスノミアの誕生

現在確認されている冥王星型天体(冥王星、エリス、マケマケ、ハウメア)には衛星があることが知られていますが、他の小規模な外縁天体では1割ほどしか衛星が発見されていません。このことから、大きな外縁天体は過去に頻繁に衝突を起こしていると考えられています。直径1000キロメートル級の天体同士が衝突すると、膨大な量の破片が宇宙空間に撒き散らされ、それらが合体して衛星になると推測されています。地球と月もこのような過程で形成されたと考えられており、これをジャイアント・インパクト説と言います。ジャイアント・インパクト説では、月は原始地球への天体が激突した結果形成されたものとされています。

ディスノミアを発見したケック天文台とはどんな所?

ディスノミアを発見したケック天文台は、ハワイ島マウナケア山頂天文台群にある天文台です。数多くの天文学的発見をしており、隣には日本のすばる望遠鏡があります。天文台の名称はアメリカ合衆国の実業家であるウィリアム・マイロン・ケックに由来しています。石油で財を成したケックが設立した財団からの多額の寄付金によって建設されました。

ディスノミアの発見者について

ディスノミアを発見したマイケル・ブラウンはアメリカ合衆国アラバマ州出身の天文学者で、数多くの太陽系外縁天体を発見し、冥王星よりも大きな海王星以遠天体エリスや太陽系10番目の惑星ではないかと話題になったセドナを発見したのも彼です。ブラウン氏が発見した海王星以遠天体はクワオアー、セドナ、オルクス、エリス、マケマケ、などがあります。特にエリスの発見は冥王星を惑星から準惑星に格下げするかという大きな議論の元となりました。結局エリスの発見により、冥王星は惑星から準惑星へ格下げとなったので、ブラウン氏は冗談半分に「冥王星キラー」と呼ばれることがあり、本人のツイッターのユーザー名も「plutokiller(プルートキラー)」となっています。

西洋占星術  西洋占星術

-西洋占星術とは

Copyright© 西洋占星術.com , 2017 AllRights Reserved.