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地獄の番犬の名が由来の衛星ケルベロス、西洋占星術における意味は?

投稿日:2017年3月31日 更新日:

ケルベロスは冥王星の衛星のひとつで、4番目に発見された天体です。1978年と2005年にそれぞれ発見されたカロン、ニクス、ヒドラに続き、2011年に発見されました。ケルベロスの最初の写真はハッブル宇宙望遠鏡によるもので、2011年6月のことでした。その後7月にも観測され、最終的に冥王星の衛星として確認されたのは2011年7月20日のことでした。

ケルベロスは暗い天体

ケルベロスはとても暗い天体で、目で見える明るさの等級は26.1等級です。冥王星と冥王星の第1衛生カロンが明るすぎてケルベロスが上手く写らないため、撮影は両者を隠して行われました。ケルベロスが暗い理由はアルベド(太陽光の反射率、ケルベロスのアルベドは推定0.06~0.35)が低いということのほかに、とても小さいということがあります。直径は13キロメートルから34キロメートルほどであると推定されています。

ケルベロスの名前の由来

正式な名前が決まる前、ケルベロスは主にS/2011P1かS/2011(134340)1という仮符号で呼ばれていました。仮符号とは、主に太陽系内で新たに発見された天体について、発見直後に命名される暫定的な呼び名です。新天体の軌道が確定すると仮符号に代わり正式な登録番号が与えられ、名前が決まります。ケルベロスの仮符号の意味は、S/2011が「2011年に発見されたSatellite(衛星)」という意味です。S/2011P1のPはPluto(冥王星)の頭文字で、後半の数字は冥王星の小惑星番号を基準としています。最後の1は2011年中に発見された1個目の衛星という意味です。

ケルベロスの軌道

ケルベロスの軌道は半径が5万9000キロメートルと推定されており、ほぼ円形と考えられています。ニクスとヒドラの軌道の間にあります。公転周期は32.1日で、冥王星の第1衛星カロンと軌道共鳴に近い値を示しています。軌道共鳴とは、公転運動を行う大きさの近いふたつの天体が、お互い規則的、周期的に重力を影響し合った結果、公転周期が簡単な整数比になる現象のことをいいます。推定でカロンとは1:4か1:6で軌道共鳴しているとされていますが、それを確実なものにするためには更なる測定が必要となります。

ケルベロスはどうやってできた?

ケルベロスは冥王星の他の衛星と同じく、カロンが生じるきっかけとなった冥王星への大衝突で宇宙空間へ飛び散った溶岩が、冥王星の軌道に乗りそこから形成されたと言われています。これと似たような形成過程を持つのが火星の衛星のフォボスとダイモスです。当初フォボスとダイモスは火星の重力に小惑星が捉えられたものと考えられていましたが、後にこれらの衛星たちも火星への天体衝突がきっかけで飛び散った破片から形成されたものだと考えられるようになりました。

ケルベロスと神話

ケルベロスとはギリシャ神話に登場する犬の怪物の名前です。ハデス神が支配する地獄の番犬です。あの世への入口を守護する番犬なのです。3つの頭を持ち、龍の尾と蛇のたてがみを持った巨大な犬の姿で描かれています。またハデスにとても忠実で、地獄から逃げ出そうとする亡者は捕らえて食べてしまったということです。これが地獄の番犬といわれる所以です。

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