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自分の死期が分かるのか?三途の川の渡し守、準惑星カロン

投稿日:2017年3月29日 更新日:

カロン(Charon)は、太陽系の準惑星である冥王星の第1衛星で、なおかつ冥王星最大の衛星です。カロンは1978年6月にアメリカの天文学者ジェームズ・クリスティーによって発見されました。彼は冥王星が非常にわずかな膨らみを持っていることに気付き、連続した数日以上の写真を検討することでその膨らみが衛星であることを発見したのです。現在、最新の望遠鏡では、冥王星とカロンの姿は容易に分かるようになりました。カロンは常に冥王星に同じ面を向け、冥王星もカロンに対し常に同じ面を向けて公転しています。このことにより、仮に冥王星からカロンを見た場合、空の一点から動かないように見えることになります。

カロンの仲間たち

発見から長い間、冥王星の衛星はカロンだけだと考えられていました。ところが2005年10月31日に新たな衛星が2個見つかりました。カロンに仲間がいたのですね。ひとつは仮符号S/2005P2、もうひとつは仮符号S2005P2です。P1はヒドラ、P2はニクスと名付けられました。

カロンの地形

ニュー・ホライズンズの観測によって、これまで謎だったカロンの地形が明らかにされてきました。北極付近には300キロメートル以上にわたって暗いエリアがあり、研究チームの間では「モルドール」の愛称で呼ばれています。モルドールとは指輪物語に登場する冥王サウロン王の国の名前で「黒い国」を意味します。なぜ北極が暗いのか原因はまだ解明されていませんが、何らかの暗い物質が地表に存在するためであると考えられています。またカロンには、地球のグランドキャニオン(長さ429キロメートル)よりも巨大な谷や、深さが7~9キロメートルもある深い谷も見られます。カロンに表面は冥王星と同じくクレーターが少ないという特徴があり、このことからカロンの内部では地表を塗り替えるほどの地殻変動が起きている可能性もあるということです。

カロンは二重惑星?

カロンは、衛星にしては質量が大きく、また共通重心が冥王星とカロンの間の宇宙空間にあるため、冥王星とカロンは二重惑星であるという解釈もなされています。二重惑星とは、大きさの近いふたつの天体が共通重心の周りを互いに公転しているような関係の惑星のことを言います。さて、共通重心を太陽と地球の関係で考えてみましょう。地球は太陽を中心にまわっていますが、地球も太陽を少しだけ引っ張っています。そのため太陽の本当の中心ではなく、少しだけ地球側にずれた場所を中心としてまわっているのです。太陽もその点を中心としてまわっています。この点が太陽と地球の共通重心となります。太陽と地球の場合、地球が太陽に対して小さいため共通重心は太陽の中にありますが、冥王星とカロンは大きさにさほど差がないため、共通重心が冥王星の中にもカロンの中にもなく、宇宙空間にあるのです。冥王星とカロンが二重惑星であるかどうかは、天文学者の中でも意見が分かれています。

カロンの神話

カロンの名前はギリシャ神話に出てくる冥府の川・アケローンの渡し守、カロンにちなんでいます。冥府の川とは三途の川ということですから、カロンは三途の川を渡る舟を漕ぐ神なのです。暗黒エレボスと夜ニュクスとの子で、無愛想で貪欲なボロをまとい、長い髭をもつ老いた神の姿をしているとされています。死者たちから渡し賃として、必ず銅貨を取り立て、銅貨を持っていない者は川を渡ることができず魂は永遠に川辺をさまようことになったそうです。このため古代ギリシャでは、死者を埋葬するとき必ず口の中に銅貨を入れていたそうです。

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